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アジングをしているとアジがどんな魚で、どんな行動をし、どんなものを食べ、どのように成長していくのかなどなどいままでまったく気にもしなかったことが気になり知りたくなってきませんか?

居着きのアジを狙うとか、回遊待ち(ここも面白いテーマなんで別途記事にします)をしてデカアジを狙うなんて良く目にしますがそもそもアジって1日をどのようにすごしてるんでしょうか。

今回は、アジの行動について考えてみます。

一般的に昼間に船釣りでアジを釣る時を考えると棚は、中層から底付近に合わせるイメージがあります。

一方、アジングで考えるとデイの場合は、ボトムワインドやキャロなど水深がある場所を狙う傾向があります。

ナイトアジングの場合は、表層からカウントダウンで探っていきアジのいるレンジを探す傾向が強いですよね?

そうすると

日中は、底付近。
夜間は、表層から中層、場合によっては底付近。

といったイメージがなんとなく経験的にあるかと思います。

では実際にはアジはどのように行動しているのでしょうか。

こんな報告を見つけました。
伊藤靖 et al. "日本海佐渡島羽茂地先の人工魚礁における超音波バイオテレメトリーを用いたマアジの行動様式." 日本水産学会誌 75.6 (2009): 1019-1026.

この報告によると発信機をつけたアジを1週間観察した結果は、

日中は人工魚礁 の周辺部や天然礁の底層部付近にみられ,夜間には表層付近を遊泳して最大 3 km 程度の礁間を移動するという行動様式が明らかとなった。
今回、発信機の電池容量に 制限されたが,7 日間の連続追跡が行えたことから,マアジは最低 1 週間程度,一定の海域に滞留する行動様 式を持つことが示唆された。


とあるので、イメージとは一致していると思いますが、ベイトや潮流によって行動が変わる可能性はあると思います。

いや〜アジって面白いですよね!
今夜のアジングは、ぜひこんなイメージを持って楽しんでください!

おっと、ナイトアジにはこちらもお忘れなく!
電球色もあるので手元作業には便利です。

マイルストーン(milestone) MS-C2