SKYROAD AJINGGAME SKR-S682AJI のティップ折れが手に入ったのでカーボンソリッドティップをチタンソリッドティップ仕様に改造してみました!

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改造のベースとなったのはこちら



高弾性カーボンソリッドティップを搭載しつつ6.8ftのレングスは、繊細な操作で常夜灯下のアジを狙える一本です。


今回は、こちらのアジングロッドにチタンソリッドティップを装着します。

用意する物
・SKR-S682AJI (ベースとなるロッド)
・チタンソリッドティップ(吉見製作所 0.7-1.5 300mmを260mmにカットして使用)
・ガイド(T-KTSG3.5)1個
ロッドビルディンググッズ(富士工業ロッドビルディングPDF)

手順
①ガイド外し
まずは、ベースとなるロッドからガイドを外していきます。
ガイドが付いている側の根元にはガイドフットがあるので、ここにカッターを当ててブランクに傷がつかないようにコーティングを削っていきます。
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赤い部分を削っていくとガイドフットが現れてガイドが外れます。
小さなガイドなので無くさないようにケース等に入れます。

カーボンソリッド接続部(SKR-S682AJI だとティップの白い部分が終わり黒い部分になるところ)のガイドまでトップから4つ外します。

②カーボンソリッド外し
続いて、カーボンソリッドの接続部分からソリッドをカッターでカットし、ブランクのグリップ側に入っているカーボンソリッドをドリルで削ります。
この時まっすぐ開けないとティップが斜めに付いてしまうのでミスった場合は、ティップの接続部をもう少しカットします。

もともとブランクにはカーボンソリッドが10mmぐらい重ねてあるので重なりがない部分までカットするとまっすぐな穴が開いています。

③チタンソリッドティップ加工
次に吉見製作所のチタンソリッドティップを260mmにカットし、根元部分10mmをダイヤモンドヤスリで削ります。
カーボンソリッドティップをカットした場所にもよりますがチタンを1.45mm径くらいにするとぴったりかと思いますが、個体差があるかもしれないのでゆっくり合わせながら削ります。
そのままでぴったりな場合は削る必要はありませんし、削りすぎた場合はスレッドを巻いて太さを調整します。

④チタンソリッドティップの接続
チタンソリッドティップの根元部分にエポキシ接着剤を塗布して接続します。
この時、チタンソリッドティップには微妙な曲がりがあるのでガイドをつける側に曲がりが、来るように方向を調整して接続します。

⑤ガイド取り付け
まずは、接続部分からガイドを取り付けていきます。
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ガイド取り付けの間隔は、トップ-55mm-2番-60mm-3番-65mm-4番-70mm-5番で250mmのチタンソリッドティップから接続部まで綺麗に配置出来ます。

ガイドが一直線になっているか確認しながら5番、4番、3番、2番、TOPと取り付けていきます。
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チタンソリッドティップ部分は、滑りやすいのでホットグルーでガイドを仮止めしてからスレッドを巻くと巻きやすいです。
参考:誰でも出来るロッドビルディング富士工業

⑥コーティング
全てのガイドを取り付け終われば、ロッドフィニッシングモーターにロッドをセットし、2液性エポキシコーティング剤でコーティングすれば完成です。
コーティング後は、乾くまでフィニッシングモーターで回し続けます。

完成したらラインを通して曲がりをチェックしましょう。

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おそらくこのセッティングだと割と自然なベンディングカーブとなるはずです。


費用
チタンソリッドティップ
吉見製作所 0.7-1.5 300mm:1728円

富士工業 T-KTSG3.5:594円

合計:2322円
いずれもサバロさんのネットショップで手に入ります。


いかがだったでしょうか?
1から製作するより作業負荷が少ないのでいきなりチタンソリッドティップロッドを自作するのはちょっとという方は、カーボンソリッドティップのチタンソリッドティップ化から試してみるといいでしょう!

今回の改造品のインプレは、また後日!
AjingSAMURAIをご存知の方は、メッセージ頂ければ釣行時に触れますよ!



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